うつ病を本気で治したい【治療方法を事前にチェック】

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日常のストレスに気付く

医療

予防の最善手

患者数が百万人にも上ると言われるうつ病は、現代社会で最も流行している心の病の一つです。また、今世紀になって新しいタイプが出現するなど、時代とともにその形を変えながら身近なところにつねに潜んでいます。他人事ではないこの心の病を予防するために、生活の中にある原因を知っておくことが大切です。うつ病の原因で最も幅広く知られているのは、人間関係や環境変化に伴うストレスです。恋人との関係解消や異動などに伴い、心と体に大きな負担がかかって発症します。しかし発症要因となるのは、ネガティブな出来事とは限らないことに注意する必要があります。例えば結婚や昇格など、一般的に喜ばしいライフイベントであってもうつ病が発症する場合があります。どんな出来事であってもうつ病の原因になりうるのですが、その個人差が非常に大きいことも事実です。なぜなら、うつ病の発症と最も関連が強いとされているのは「性格」だからです。働き盛りの中年サラリーマンが、会社や家庭でのストレスに押しつぶされて病んでしまうという話はよく聞かれます。「そうなる前に逃げればいい」と考えられる、ストレス対処が上手な人も少なくありません。しかし中には、どんな出来事に対しても「逃げてはいけない」「乗り越えなければならない」と考える人もいます。このような真面目で仕事熱心な人ほど、うつ病にかかりやすいと言われています。自分にとってネガティブな出来事から適度に目を背けることも、うつ病を予防する上で重要なことです。近年では、症状や患者層が従来とは異なる新しいタイプのうつ病が広がっています。好きなことに対しては意欲的ではあるものの、嫌いなことができなくなったり、他責的になったりする症状が出現します。患者としても若年層の女性が多いと言われており、巷では「新型うつ病」と呼ばれています。新しいタイプではありますが、やはり発症要因として、ストレス対処がうまくできない性格が挙げられます。日頃から周囲の環境や自分自身に目を向け、ストレスの少ない生活を送ることができるよう配慮することでうつ病を予防することができます。